2012年10月01日

文科相に田中真紀子氏起用、財務相に城島氏

文科相に田中真紀子氏起用、財務相に城島氏

読売新聞 10月1日(月)11時49分配信

 野田首相は1日午後、第3次改造内閣を発足させる。

 沖縄県の尖閣諸島を巡る中国との関係悪化などを踏まえ、玄葉光一郎外相、森本敏防衛相を留任させて外交・安全保障政策の継続性を確保するとともに、次期衆院選をにらんで知名度の高い田中真紀子元外相を文部科学相に起用し、政権浮揚も図る。初入閣の8人を含む10人が交代する改造となった。

 首相は1日午前の臨時閣議で全閣僚の辞表を取りまとめた。その後、国民新党の自見代表と党首会談を行って連立維持を確認した。午後に記者会見して閣僚名簿を自ら発表し、内閣改造の狙いについて「山積する内外の諸課題に対処するため、与党と連携し、内閣機能を強化するためだ」と述べた。新閣僚らの皇居での認証式は1日夕の予定だ。

 今回の内閣改造では、党と内閣の連携強化を狙い、党役員を退いた議員をいずれも要職に就けた。財務相に城島光力(こうりき)前国会対策委員長、総務相に樽床伸二前幹事長代行をともに初入閣で起用し、国家戦略・経済財政相には前原誠司前政調会長を充てた。

 財務相は、岡田克也副総理の兼務や前原氏の起用を検討したが、自民、公明両党とのパイプが太い城島氏の起用で決着した。城島氏は政調会長代理や幹事長代理、国対委員長を歴任し、民主党のマニフェスト(衆院選政権公約)見直しや社会保障・税一体改革を巡って3党協議に継続的に携わり、首相の信頼も厚い。

 先の代表選に出馬した原口一博元総務相ら3氏や推薦人の入閣は見送られた。ただ、田中元外相は党内で首相と距離を置く議員に人脈がある。ほかにも、首相と距離のある議員を登用しており、新たな離党者を防ぐ狙いもあるとみられる。

 代表選の論功行賞の色彩も強い。田中元外相は代表選で首相を支持した。グループとして首相支持を決めた旧民社党系からは、田中慶秋(けいしゅう)衆院議員が法相・拉致問題相として初入閣した。鳩山元首相グループの小平忠正衆院議院運営委員長も初入閣で国家公安委員長・消費者相に起用された。

 厚生労働相に起用された三井辨雄衆院議員や、金融相に昇格した中塚一宏(いっこう)内閣府副大臣(金融担当)はかつて小沢一郎元代表に近かったが、ともに一体改革では賛成に回った。

 留任は、玄葉、森本両氏のほか、岡田副総理、藤村修官房長官、枝野幸男経済産業相、平野達男復興相、羽田雄一郎国土交通相、郡司彰農相の計8人。


posted by キリン at 14:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。